中山杉山神社では、6月22日から29日までの間、境内に「茅の輪(ちのわ)」を設置しています。
この茅の輪は、「夏越の祓え(なごしのはらえ)」という神事にちなんだもので、半年分のけがれを祓い、これからの無病息災を願ってくぐるものです。
特別な神事の時間は設けておりませんので、どなたでもご自由に、静かにご参拝いただけます。
茅の輪のくぐり方(基本の作法)
- 鳥居をくぐり、軽く一礼します。
- 茅の輪の前で立ち止まり、心を静かに整えます。
- 以下のように「八の字」を描くようにくぐります。
❶ まず左まわりにくぐる
→ 茅の輪をくぐったら左へまわって元の位置に戻ります。
❷ 次に右まわりにくぐる
→ 茅の輪をくぐったら右へまわって元の位置に戻ります。
❸ 最後にもう一度左まわりにくぐる
→ そのまま神前へ向かい、静かに参拝します。
このように、左→右→左と、3回くぐるのが基本の流れです。
※混雑している場合や小さなお子さま連れの方は、無理のない範囲でお参りいただければ大丈夫です。
茅の輪をくぐるときのこころがけ
茅の輪をくぐるときは、体だけでなく「心のけがれも祓う」という気持ちを大切にしてみてください。
「知らないうちに誰かを傷つけていたかもしれない」「日々の疲れやモヤモヤを清めたい」——そんな思いを、そっと手放すように歩いてみましょう。
神社の静かな空気の中、ほんの数分でも心を整える時間を過ごしていただけたらと思います。
茅の輪は、6月29日(土)の「夏越の縁市」の日まで設置しております。
どうぞお気軽にお立ち寄りください。